今どきの九州
福岡市内に3店を展開している居酒屋経営者の「夢花」は9日、
キープボトルにICタグ(電子荷札)を取り付けて管理する
システムを開発したそうです。
タグが音や光で位置を知らせるため、
すぐにボトルを探し出すことができ、
お客の待ち時間を大幅に短縮できるようになるそうです。
同社は、常時、約1200本ほどのボトルキープがあり、
これまでは探し当てるまで20分近くかかったことも。
今回のシステムでは、あらかじめデータベースに、
顧客の名前や電話番号、来店日などを記憶させ、
ICタグをボトルの底に貼っておくそうです。
来店時には、いずれかの情報を端末に打ち込むと、
電波を受信したタグだけが音を出したり、
光ったりして場所が分かり、
「1分もかからずに探すことができる」そうです。
これは確かにいいですね!
私も今までに、よその店ですが、
待たされたり、間違ったボトルだったり、
「見つからないんです」、「空なんですが・・・」
などと言われたこともあります。
初期投資は100万〜150万円
毎月の保守管理費は、1万円。
500本以上のキープがある店には特に効果が出て、
病院のカルテの管理などにも応用できるようです。
(yomiuri)
ところで、ICタグって何でしょう?
ICタグは、情報を記録しておく小さなICチップと、
無線通信用のアンテナを組み合わせた小型装置です。
「無線ICタグ」、「無線タグ」、「RFID(Radio Frequency ID)タグ」、
「RFタグ」と呼ぶこともあります。
ICタグについては、さまざまな分野で実用化を迎えてます。
ICタグを使った代表的な実用例といえば、
JRの改札口で定期券をタッチまたはかざすだけで通過できる
JR東日本の「Suica」やJR西日本の「ICOCA」などです。
最初に実用化が進んだのは乗車券からだったのです。
NTTドコモが「おサイフケータイ」として売り出している
「iモードFeliCa」にもRFID(ICタグ)技術が使われています。
アメリカでは、監視機器を扱う会社の従業員が、
体内に小さなシリコンチップを埋め込んだ事例もあります。
チップは米粒くらいの大きさで、
前腕の皮膚のすぐ下に埋め込んだそうです。
チップは、入室カードのように機能するそうです。
ドアの外側に読取装置があり、
近づいてその下に腕を出すとドアが開くとか。
ICタグを使った認証技術の試験の一環として、
本人が志願したものらしいですが。。。
また、ハリケーン「カトリーナ」による被災の後、
収容される遺体が増え、行方不明者に関する届出も急増したため、
ミシシッピ州の遺体安置所の一部の職員が、
身元が特定できていない遺体の状況管理に、
この小さなコンピューターチップを使ったという例もあるそうです。
しかし、誤解や不安材料もあるそうです。
「ICタグの価格が2年後に1個5円になる」とか、
「電波の周波数がUHF帯(950M〜956MHz)のため、
UHF帯で何でもできる」などのの誤解が後を絶たないです。
さきほどの監視機器の会社の例でいえば、
チップを埋め込まれた従業員の行動を会社が追跡する・・・
なんてことにはならないのでしょうか?
お店のボトルキープの管理には、
あまり関係ない話なのでしょうが。

